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「デイトレーダーはバカ」経産省次官、講演で発言(iza:産経新聞社)02/08 14:32 「(経営)能力がないという意味ではばか。すぐに(株を)売るということで浮気者。無責任、有限責任で配当を要求する強欲な方」 表現が穏当ではないことは認めますが、その根底にある感覚は理解できます。多くの日本人にこの感覚があるから、個人投資家が増えず、個人資産が貯蓄にばかり集まって株式などの金融市場に向かわないのでしょう。 バブルが弾けて金融危機が騒がれた頃、リチャード・クーとかいう経済学者は、「データで見ると、バブルでもバブルが弾けても日本人の貯蓄性向は変わらない、とても経済学では説明がつかない、これはもう日本人のDNAだ」とか言っていました。 「日本人のDNA」というよりも、山本七平氏の「勤勉の哲学」によると、これは江戸初期の禅僧・鈴木正三が打ち立て、江戸中期の石田梅岩の石門心学が広めた日本人の伝統的考え方なのだそうです。労働とは「銭儲け」ではなく社会に貢献する聖なる行為で、その結果得られる収入は天からの恵みであり、決して私欲に走ってはいけない、という考え方です。 不思議なことに、マックス・ウェバーの「プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神」によると、欧米にもこれと似た感覚があり、日本人と同等かそれ以上に勤勉だそうです。山本氏はこれを「鯨と魚」に例えます。元々は別の生物なのに「足とヒレ」が同じ機能を持つ、元々は「禅とプロテスタンティズム」と別々の思想なのに、資本主義では同じ機能を持つ、ということだそうです。 現在の先進国にはこういった「資本主義の精神」となるものがあります。逆に言うと、こういった精神が無ければ健全な資本主義にはならない、ということでしょう。そういった目で支那を見ると、さて、この地に健全な資本主義が根付くでしょうか、大変に疑問です。 個人的な拝金主義も然る事乍ら、国家としても、毒入りギョーザに関して、「日本の報道を抑制しないと報復するぞ」などと、資本主義で生産された商品を武力と同じレベルで、というよりも武力よりも抵抗が無く、安易に使ってきます。これも「資本主義の精神」が確立していないからでしょう。勿論、米国に対しては聞きませんから、我国に対しての中華思想もあるとは思います。 一応、NHKのドキュメンタリーでは、論語などを取り上げて、儒教に基く経営をしよう、という企業も現れているそうです。しかし今から思想の確立を待ち、それが支那の一般常識に定着するとなると、それが可能かどうかも解りませんし、少なくとも私が生きているうちは無理だろうなぁ、と思います。 ただ、だからと言って支那の後進性を嗤ってばかりもいられません。 ホリエモンも村上ファンドもこの伝統的な考え方・日本資本主義の精神に逆らって潰されました。インサイダー取引だとか何だとか言うのは潰す為に後で付けたもので、根本はこの感覚だと思います。こんな別件逮捕のようなことなどせず、自分達の文化をチャンと理解し、自分達の言葉で自分達の社会に合った自分達の法律を作り、それによって取り締まって欲しいものです。 ◇ さて、経済産業省の北畑隆生事務次官の発言に対して、産経の取材に応じる形で、デイトレで大儲けしている人物が反論しています。 「バカで無責任」発言にジェイコム男が冷静反論(iza:産経新聞社)02/09 13:48 「講演で話したことなので、正確な意図は分からないが、短期売買は嫌われやすい。批判には慣れているので『またか』という印象です。ただ本人が嫌いなんでしょう」 「人間性にまで発言するのはどうかと思う部分はある。短期に株を所有する人は、株価に影響する経済指標、会社の状況などを毎日、勉強や研究をしながらやっている。堕落していたら利益は出ない。また、株を持っている間に株価が下がれば損をする。株を買う時点で責任が生じており、無責任ということはないのでは。そもそも、株主を差別するのはまずいでしょう」 記事にもあるように、理路整然とした反論です。しかし私にはどうしても「通り一遍等な理屈」に思えてしまいます。「銭儲け」の為の頭は良さそうですが、自分が生かされている社会や文化に対する考慮が全くありません。 北畑次官が人間性にまで言及してしまうのは、伝統的な労働倫理に反すると感じているからです。「『またか』という印象」だそうなので、よく言われることなのでしょう。B・N・F氏は、何故そう言われれるかをもっと勉強して欲しいものです。 単に「嫉妬」としか思っていないのかもしれませんが、これでは村上世彰氏が言った「私が嫌われるのは儲けすぎたから」と同じです。反論するなら核心部分、「デイトレの存在意義は○○だ!」と答えて欲しかったです。 ただ北畑次官も無知ですね。感じてはいるのに言葉に出来ない、だから合理的な理由を述べることが出来ず、それでいて感覚から批判してしまう、それでは理由も無く批判するということですから、ただの誹謗中傷になってしまいます。 まずは自分の考え方を歴史的に把握し直すところから始めましょうよ。そうやって知識化しないと言葉にならず、言葉が無ければ議論も出来ません。これでは自分達の言葉で自分達の社会に合った自分達の法律を作るなんて、夢のまた夢です。憲法改正を考える時には特に必要です。 ◇ …とまぁこんなことを書いてはいますが、だからと言って、別に私は株式投資が倫理に反すると思っている訳ではありません。伝統的な考え方に照らし合わせてみても、証券市場には社会に貢献する企業を生み育てる役割があり、また多くの者の目で吟味され、的確な株価を決める機能もあります。社会に大いに貢献しており、無くてはならないものです。 しかしデイトレだけは、たった1日の内だけの取引であり、私欲のみによる行為で、とても社会に貢献しているとは思えず、存在意義を見出せません。これが個人的な「趣味」の領域ならば、「存在意義」など問題にするつもりはありませんが、それで飯を喰っているのならば、それはもう社会的行為です。 ひょっとしたら、存在しているのだから、貢献している「何か」があるのかも知れませんし、倫理に反するデイトレが存在できるということは、金融市場自体が社会への貢献という目的を逸脱してしまって不正なものになってしまっているのかもしれません。…わかりません。 とりあえず、デイトレーダーから納得のいく存在意義を説明されるまでは、ヤクザやヲタクと同じ様に、日陰者でいてほしいと思っています。 ←"人気blogランキング"に参加しています。
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| タイトル (本文) | ブログ名/日時 |
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読書の粋 02292008
東洋の果ての島国である日本が、なぜアジアの中で一国だけで、いち早く近代化、工業化を推し進め、いまや世界第2位の経済大国になりえたのだろうか。この答えを探るために2冊の本を手にした。 その前に冷静終結後、ソ連の崩壊後のロシアが、あれほどの科学技術や工業力が一定以上の水準であったにもかかわらず、いまだに近代化、市民社会が健全な形で発展できないのはなぜだろうか。マフィア経済、バザール経済からやっと豊富な地下資源の輸出により、その資金力で経済成長への歩みをはじめるようにみえる。しかし民主主義... ...続きを見る |
つき指の読書日記 2008/02/29 07:18 |
| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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無知な方ですね(笑 |
ゲラ 2008/02/10 21:51 |
デイトレの存在意義につて知りたきゃ池田信夫氏や松本大氏のブログを読んでください。 |
ゲラ 2008/02/10 22:23 |
こんにちは、ゲラさん。 |
カァ 2008/02/11 17:01 |
(続き) |
カァ 2008/02/11 17:02 |
(続き) |
カァ 2008/02/11 17:02 |
ごめんなさいね、性格の悪さが表に出すぎました(3歳で既に世界に嫌われていると気付いてましたしw)。 |
ゲラ 2008/02/12 00:56 |
>短期トレードでも、、夜をまたぐ売買まではわかっているつもりですが、その日の内に売買を終えてしまうことに、どれ程の意味があるのか。価格決定への関わりとか流動性についてとか、金額の多寡ではなく、存在意義について。 |
ゲラ 2008/02/12 01:00 |
>それと出来ましたら付加価値についてもお教え下さい。単純に「手数料」のことでしょうか。 |
ゲラ 2008/02/12 01:02 |
>だとしたら、胴元にショバ代を払うギャンブルと同じになってしまう、パチンコのショバ代も相当な額だし、それを以って社会への貢献としておられるのでしょうか。 |
ゲラ 2008/02/12 01:04 |
あなた方が我々人種を見下すのは自由です。いくら株式市場がプラスサムといっても手数料、スリッページ、そして税金を考慮すればトレーダーにとっては酷いマイナスサムの世界ですし、実際我々の8〜9割の人間は損を抱えて短期間のうちにマーケットから退場を迫られます。 |
ゲラ 2008/02/12 01:09 |
おはようございます、ゲラさん。返事が遅れて申し訳ありません。 |
カァ 2008/02/13 08:38 |
(続き) |
カァ 2008/02/13 08:39 |
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北方領土の日
Takeshima is Japanese Territory.