思うて学ばざれば則ち殆し

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help リーダーに追加 RSS 或るブログに対する私なりの総括

<<   作成日時 : 2008/01/18 19:36   >>

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「stay alive for a moment of the death」
「ブログ放棄の件」

 私が毎日のように愛読していたブログが終わってしまいまいた。支那に発つからだそうで、ブログは閉鎖はぜずに放置しておくそうです。この方には、身辺整理ということで、岩波講座の「日本通史(全21巻と別巻4冊)」を譲って頂きました。改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。

   ◇

 私がブログを始めたのは、この方のブログに憧れたからです。マスコミとも、元気の良い保守系ブロガーとも違う視線を持った方です。根っからの天邪鬼の私は、マスコミの作る世論にもネット内の世論にも楯突くこの方に飛びついてしまいました。

 安倍政権についても、当初私はそれなりに期待もしたのですが、この方は安倍政権誕生の前から、中曽根・ナベツネの傀儡と、安倍氏を批判していました。私が安倍批判を始めたのは、河野・村山談話を踏襲すると言ってからです。ですから、左派系の新聞は勿論のこと、産経新聞も批判していました。ネット世論が保守に傾くにつれ、それをを「似而非保守」とし、むしろ最近では、現在の保守への批判の方が多くなっていました。

 私も安倍批判を始めてから、改めてネット世論を見てみると、あまりにも「安倍マンセー」で、何だか薄気味悪いものを感じ、ですからたいへん興味深く読ませて頂きました。

   ◇

 この方は、現在のネット内の「保守」を「似而非保守」とされていますが、ではこの方の「保守」とは、いったいどのようなものなのでしょう。

 私は1度だけ、平成17年の8月にお会いしたことがあります。その時、様々な話をお聴きしたのですが、最後の方で、「『保守』とは何だと思う?」と訊かれました。私は以前から山本七平に陶酔していましたので、その著作から考えていたこと、「先祖への敬愛」と答えました。するとこの方は、「『保守』とは『懐疑』だ」と言われました。

 当時はその意味が解ったような解らないような…、そして私と似ているのか似ていないのかも解りませんでした。それでもこの方の記事を読むと面白く、惹かれてしまうのです。

 例えばです。この方はご自身の「舌」で選り分け、旨いものを選んでおられるご様子で、いわば私からすると「グルメ」です。それに引き換え私は、このブログでも何回か書きましたが、自分自身を「味覚障害」と思っています。にも関わらず、昨年の食品偽装の問題では、自分の「舌」を信用せず、ブランドの表示や行列のできる店などのマスコミの宣伝に乗せられる世間を批判したり、その世間の感覚を食品偽装の源泉とするところなど、同じ意見になってしまいます。

 不思議と言えば不思議なのですが、しかし私自身、独り暮らしの頃は食事を「餌」とも思い、味覚障害なら味覚障害なりに自分の「舌」に合ったものを食えば良いと思っていて、行列のできる店には全く興味がありませんでしたから、出発点は「グルメ」と「味覚障害」と、全く違っていても、同じ感想になるのでしょう。その辺も、この方のブログを読んでいて、楽しめたところです。

 この方のブログが終わるに当って、「グルメ・味覚障害」と同じ様に、この方の「保守」である「懐疑」と、私の「先祖への敬愛」を考えてみました。

   ◇

 お会いした時にお聴きしたのですが、この方は「軍人の息子」で、それをたいへん誇りにしておられました。ですが、「軍人の息子」だけあって、子供の頃は日教組の先生に随分と痛めつけられたそうです。

 しかし流石は軍人の息子、ご本人は「死を怖いとは全く思っていない」とも仰っていて、おそらく軍人らしく、「死」を意識した育て方をされてこられたのでしょう。徴兵で召集された兵隊に「腹を切れ!」などと言っても無茶な話だとも仰っていて、そんな気骨から、日教組などの左巻きに疑問を持ち、それに対抗する為に知識と体力を鍛えてこられたのだと思います。そこから辿り着いた答えが、「保守とは懐疑だ」なのでしょう。

 一方私の方は山本七平に毒されており、前々回の記事で書いたように、「自分の考え方を歴史的に把握しなおそう!」というものです。これは、どこの国のどの民族も、人間は自分達の文化の延長線でしか発展できない、というのが前提で、これを私の「保守」「先祖への敬愛」と思っています。

 そして「当たり前」を「当たり前」で済ませず、先祖から受け継いだ自分達の考え方を歴史的に把握し、「当たり前」という無自覚の呪縛から開放され、体や精神はその規範に従いながらも自由な思索を得て、検討し、反省し、発展させましょう、ということです。

 この「当たり前」を「当たり前」で済ませない、というのを「疑ってかかる」とすれば、それは「懐疑」でしょう。おそらくこんなところが共通項になって、この方の書く記事に共感するのだと思います。

 ただ、皇室典範改定問題では、私とは随分と違っていて、この方の考え方は「草莽の論ずることではない」ではないかとお見受けします。これについては昔の記事「尊皇の志士?」で書いたように理解しています。

 「軍人の息子」であったり皇室に対する考え方などから拝察すると、この方の見方は「武士の目」で、サラリーマンの息子である私は、一般大衆ということで、「農民の目」で世の中を見ているのかもしれません。その辺がこの方と私の違いのような気がします。しかし「日本人の目」という点では一致しているのではないかと、勝手に思っています。

 ◇

 以上が、この方のブログとのお別れに際しての、私なりの総括です。

 今まで様々な視点を示して頂き、ありがとうございました。もし帰国されることがありましたら、是非ともお会いしたいです。

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 終わってしまうブログの管理人様のプライベートなことも書いてしまいましたが、ご自身のブログで書かれていることでもあり、支障は無いだろうと思い、書かせて頂きました。ただ、色々と詮索している部分もあり、それが的外れで気分を害するようなことがございましたら、お許し下さい。連絡を頂ければ削除します。

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 巷では支那製の毒入り餃子が話題になってますね。千葉のケースでは、パッケージには穴はあいていなかったそうですが、兵庫のケースでは穴があいていたそうです。まぁその穴と毒物混入との関係もハッキリしませんし、私としては、もう少し事実関係が明らかになってから考えようかと思います。とりあえず被害者が出ていることは確かなので、購入は控えますけどね。 ...続きを見る
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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
私は好い加減な人だから、彼の真面目さに惹かれたのかな?
愛を込めて(?)『くそばばー』って言われたから私も『くそじじぃ』と言い返して・・
楽しく遊んでもらったけど、今はもう草葉に影で・・おっと間違えた、中国へ逝っちゃった。
でもきっと早く帰ってくるよ。
「食えるもんがねぇ!」ってさ。
帰って来るまで良い子で待ってま*^・^)チュ☆

2008/01/31 23:08
こんにちは、葵さん。
「日本通史」を頂く際のメールのやり取りで、訪支の目的については言及できないが…とか仰ってまして、考え方が過激な方ですので、何となく心配ではあります。
まぁ大人しく帰朝を待つしかありませんけどね。
カァ
2008/02/01 17:00

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