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久しぶりの更新です。別に仕事が忙しかった訳ではないのですが…、と言うよりも、仕事が無くて暇な状態でした。それがいけなかったのでしょうか、ついつい真昼間からTVゲームに手を出し、何だかのめり込み過ぎて、ゲームの合間に数少ない仕事をこなしているような有様で、ブログの更新もサボっていました。 久しぶりに己のブログを覘いてみると…、凄いスパムコメント。最近いっぱい貰うようになって、その度に削除していたのですが、少し管理をサボるとこの有様です。当初は「訪問者の少ないブログだから、『枯れ木も山の賑わい』かな」などとも思ったのですが、己のブログからいかがわしいサイトに飛んで、被害に遭われる方がみえては気分が良くありません。やはり管理者の怠慢です。まぁ、そんなサイトに引っかかる方はいないと思いますが、それでも随分と見苦しかったことでしょう。申し訳ありませんでした。 さて、この様に、最近はサイトのニュースも碌に見ていなかったのですが、TVのニュースはチョクチョク見ていました。いろいろ気になるニュースはあるのですが、とりあえず今回は、村上ファンドについて書きます。 今月の5日に、代表の村上世彰氏が、ニッポン放送株をインサイダー取引したとして逮捕されました。別に阪神ファンではありませんが、以前からホリエモン同様、苦々しく思っていました。「非効率な日本的経営を変えようとした」という評価もあるそうですが、逮捕直前の記者会見で「金儲けは悪いことですか?」と言うのを聞くと、この様な奴は全く信用できません。そんなことも知らない奴が、影響力のある地位にいたことが驚きです。 金儲けには「ルール」があります。私の言う「ルール」とは、証券取引法などの法律のことではなく、道徳律のことです。随分前の記事で使った例なのですが、例えば少女売春を想像して下さい。補導された少女が「男も気持ちイイし私も気持ちイイ。相手は納得してお金を払ってるし、誰にも迷惑を掛けていない、これの何処がいけないの?」などと言ったら、どの様に答えるのでしょうか。拝金主義では、この少女を諭す言葉がみつかりません。せいぜい「性病やエイズに罹る危険性があるし、もし子供でも出来たら、結局、損をするのはお前だよ」とでも言うのでしょうか。確かに損得勘定で説得していますが、「ゴム付けさせるから大丈夫だよ」と言われて終わりです。だいたい日本では、拝金主義を不道徳として否定しています。 「無茶苦茶もうけましたよ。短期間に2000億円ほどもうけた。私が嫌われるのはもうけすぎたから」とも言ってましたが、確かにそのように思う人もいるでしょう。しかし大方の日本人は、道徳律に則って儲けた者に対しては賞賛しています。土光敏夫氏や松下幸之助氏がそうでしょう。 以前、ホリエモンが逮捕された頃、或る番組で、ライブドアについて討論されていました。その頃「ライブドアは『実業』ではなく『虚業』だ」と言われ、それについて司会者が「『虚業』と『実業』の違いは何だ」と、経済界のお偉いさんに尋ねていました。その方は「世の中の為になることをしてお金を頂くのが『実業』で、そうではないものが『虚業』だ」と答えていました。正しくこれが日本の伝統的な価値観・道徳律で、この上に日本の資本主義があります。そして、「金儲けは悪いことですか?」に対する答えです。 価値観について、「米国の資本主義は弱肉強食で…云々」ということを聞きますが、米国は米国なりの伝統的な価値観・道徳律があって、その上に資本主義があるのだと思っています。だからカーネギーやビルゲイツは多額の寄付をするのだと思いますし、チャラけた恋愛を歌う歌手でも、一旦ヒットして金持ちになると、世界平和を語るようになるのでしょう。災害が起きた時でもスグに義援金を送ります。こんなことが報道されると、「米国人は心が広くて、それに比べて日本人は…」という話がでてきますが、これは「ルール」の違いであって、優しい・優しくないの問題ではありません。米国人の貧民から富豪までを律する道徳であるから皆が納得し、米国流の資本主義があるのだと思います。 イスラムの世界でも、イスラム法に則った資本主義があるそうですし、華僑には華僑の資本主義があります。中東のイスラム世界では、お金の貸し借りのルールが他の世界とは全く違うそうですし、華僑も、一族を大切にする価値観から、なかなか世界的な企業は育ち難いと聞きます。また西欧は米国と違い、プロテスタントとカトリックの違いかもしれませんが、社会民主主義的で、それなりの資本主義だそうです。日本は日本の資本主義であるべきで、貧民から富豪までを律する道徳が無ければ資本主義は成立せず、ただの拝金主義になってしまいます。 以前「職員会議の記事から妄想を膨らませて…」という記事でも書きましたが、私には明治以来の、西洋の理論を基にした法律と、日本の伝統的な価値観の乖離が問題なのだと思えます。江戸時代は「士農工商」という身分制度がありましたが、これは仕事によっての世の中に対する貢献度で尊卑を決めています。明治になると「四民平等」となりましたが、経緯はともかくとして、結局は「どの様な仕事も無くてはならないものであり、世の中に貢献しているから尊卑は無い」となっていると思います。要は、自分達の価値観の延長線上に未来を築いた訳で、決して過去を切捨て、新しいものを取り入れた訳ではありません。ですから現代人の考える「人権」や「平等」で説明するのはピントがズレていて、西洋の概念を用いた皮相的な見方だと思います。そんな見方をするから、根本にある「世の中への貢献」が見えなくなり、ホリエモンや村上氏のような人物が現れ、そして彼らを支持する人達も多いのでしょう。 私の「伝統的価値観」に対する理解が正しいかどうかは判りませんが、村上氏が改革者であったならば、「伝統的価値観」を理解し、その延長線上で成し遂げて欲しかったと思います。
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村上世彰氏逮捕に思うこと
先週末から月曜に逮捕・ガサイレって話が流れてましたから驚きはしませんが、実は彼の兄上を存じ上げている関係で至って複雑な心境です。 朝方横浜を車で走っている最中に緊急記者会見が始まり、ほぼ全編聞いていましたが、相変わらず多弁な男だなってことの他ににはさしたる印象はありませんが、、彼の語った数少ない本音「いつからかどこでケジメをつけるべきか分からなくなった」って一言はなんとも空しい響きでしたね。 ...続きを見る |
溶解する日本 2006/06/12 18:34 |
日銀総裁バッシング
前回の記事で、私は村上世彰氏を「不道徳」として批判しました。その村上氏が率いるファンドに1千万円を委託していたとして、今度は日銀総裁の福井俊彦氏が非難されています。はてさて、妙な方向へ話が飛んでしまいましたね。 ...続きを見る |
思うて学ばざれば則ち殆し 2006/06/19 16:53 |
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北方領土の日
Takeshima is Japanese Territory.